慰謝料の定義

そもそも、慰謝料の意味をご存知ですか？慰謝料とは、生命・身体・自由・名誉・ 貞操等が、不法に侵害された場合の精神的損害に対する損害賠償金のことをいいます。

何に対しても慰謝料が認められるわけではないのです。

慰謝料を請求するには

ご依頼人、または調査に必要な関係者からの情報収集には細心の注意をはらい、適正な方法で情報を収集するとともに、 公序良俗に反する情報については、記録に留めません。

暴力をふるわれてケガをしたときの診断書

自分が受けた精神的、肉体的な苦痛を記録した日記も証拠になります。

愛人からの手紙

電話の通話明細

愛人と一緒の写真

慰謝料は何を基準に決められるか

財産分与の額が大きければ一般的には慰謝料の額は低くなる。

精神的な苦痛の度合いが大きければ高くなる。

当事者の経済状態。資力が十分であれば高くなる。

有責性の度合い。請求側にも有責性があれば減額される。

その他・・・離婚に至る経過、婚姻期間、別居期間、当事者の年齢、性別、職業、社会的地位、結婚期間中の夫婦の協力の度合い、子どもの有無、結婚生活の実態、財産分与の額、親権、監護権の帰属、養育費の額、離婚後の扶養の必要性など。

慰謝料の請求期間は

慰謝料の請求権は不法行為にもとづく損害賠償請求権ですからこの請求権は3年の短期消滅時効にかかります。 したがって、離婚が成立した日から3年を経過したら慰謝料を請求できないことになります。

※離婚が成立した日とは、協議離婚では離婚届が受理された日、調停離婚では調停が成立した日、 審判離婚では審判が確定した日、裁判離婚では判決が確定した日です。